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医療法人栄仁会 宇治おうばく病院 様

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VOTIROの導入により職員のセキュリティ意識に頼らない、システムとして安全なファイルの受け渡しを実現

VOTIROを導入してから、データの受け渡しに不都合がありませんでした。その都度USBメモリを用意するよりも手軽で使いやすいです

VOTIRO

VOTIRO

社名・団体名 医療法人栄仁会 宇治おうばく病院 様
URL http://www.eijinkai.or.jp/

課題と背景

HIS系とのファイルの受け渡しを、利便性を保ちつつ安全に行える仕組みが必要

患者に寄り添ったケアができる病院を目指して、精神科治療の急性期に特化した医療を提供する宇治おうばく病院。精神科救急病棟と精神科急性期治療病棟があり、24時間365日で精神科救急患者の受け入れを幅広く行っている。京都府精神科救急医療システムにも積極的に参画し、京都府南部の精神科救急の中心的役割を担っている。

宇治おうばく病院は、7年前から電子カルテシステムを導入し、治療をサポートするツールとして活用し、医療活動の効率化に役立てている。院内のネットワークは事務系と、医事会計システムや電子カルテシステムを含む病院情報システム(HIS)系に分離されており、情報セキュリティ強化への取り組みも進められている。そして2019年1月、更新時期を迎えた電子カルテシステムに合わせて、病院の基幹となるHIS系ネットワークのセキュリティについても見直すことになった。

宇治おうばく病院では、分離環境であるHIS系と外部とのデータのやりとりに、セキュリティ機能付きのUSBメモリを使用していた。しかし、USBメモリの管理負荷や紛失のリスクもあり、システムとしてより安全にファイルをやりとりできる仕組みを模索していた。電子カルテシステムのリプレースにおける委員会で、委員長を務めた大月氏は、当時の様子をこう振り返る。

大月 祥宏氏

医療法人栄仁会 宇治おうばく病院
精神科医長 精神保健指定医、日医認定産業医 大月 祥宏氏

「病院では運用上、医師や看護師が利用するUSBメモリの運用を完全になくすことはできません。システムのリプレースで情報セキュリティを強化した結果、使い勝手が悪くなってしまっては本末転倒です。電子カルテによって医師も情報にアクセスしやすくなり使い勝手が良くなりました。しかし、セキュリティは担保されるのが最低限の要件だと考えます。そのため、人の意識に頼るのではなくシステムとして安全を確保できる仕組みを確立するほか、何かあった時に証跡管理ができるような仕組みも必要でした」

精神科の情報は医療情報の中でも、特別にプライバシーへの配慮が求められる情報である。そのため、運用管理への利便性を高める一方で、システムを活用していかにセキュリティを強化するかが焦点となった。

選ばれた理由

職員のセキュリティ意識に頼らず、安全なファイルの受け渡しができるVOTIROを選定

こうした課題に対して解決のカギとなったのがVOTIROだ。ITシステム管理室の大谷氏は、ジャパンシステムにVOTIROを紹介された時の印象をこう振り返る。

「病院全体のITセキュリティの懸念事項だった外部とのファイルの受け渡しがスムーズで、かつ高いセキュリティを確保できると感じました」

宇治おうばく病院では、VOTIROが官公庁などへの導入実績が豊富にあった点も採用を後押ししたという。

実際の構築は2019年4月から始まり、6月に利用を開始している。導入規模は栄仁会の他の事業所を含め、医療法人全体で利用するので1000ユーザになる。さらにActive Directoryとも連携し、いつ誰が無害化ファイルをやりとりしたのか、ログに記録されるようになった。これによりファイル持ち出しの証跡管理も強化する仕組みを備えた。

図:VOTIROのファイル無害化システム

効果

USBメモリよりもデータ受け渡しが手軽になり、高いセキュリティを確保

VOTIROは外部での発表や研修の機会が多いユーザや、行政への報告やインターネット上に公開されている行政文書を取り込む必要があるユーザを中心に、導入効果が現れている。大谷氏は、「VOTIROを導入してから不都合がないので、効果を意識したことはありませんでした。その都度USBメモリを挿すよりも手軽で使いやすいです」と語る。堀井氏も、「VOTIROではファイルサイズが自由に設定できるので、USBメモリの容量を気にしなくてよくなりました」と付け加える。またシステムの運用面について増田氏は、「ITシステム管理室の負担が少なくなりました。端末のデスクトップにアイコンを置けば利用が開始できるので、展開が容易でした」とVOTIROを評価する。

今後の展望

VOTIROの活用を含めた今後のシステムの展望を、大谷氏は次のように話す。

「システムで扱う情報量が増え、システム全体が大きくなっていく中で、インフラやセキュリティも同時に広げていくべきだと考えています。特にセキュリティは、何かあった時の先行投資に近いもので置き去りになりがちですが、今後も広い視点であり方を考えていきたいと思います」

お客様の声

VOTIROを導入してから、データの受け渡しに不都合がありませんでした。その都度USBメモリを用意するよりも手軽で使いやすいです

取材にご対応いただいた方
(写真右から)
医療法人栄仁会 宇治おうばく病院 診療情報管理室
ITシステム管理室室長 大谷 勝好氏、
ITシステム管理室 施設基準管理室 堀井 隆行氏、
ITシステム管理室 増田 次郎氏

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