ジャパンの冠を誇りに、情報セキュリティシステムの世界No.1を目指す。
ジャパンの冠を誇りに、情報セキュリティシステムの世界No.1を目指す。
大切な情報を守るために、ジャパンシステムの存在価値がある。
日ごろ私たちは、さまざまな認証システムのエンドポイント(ネットワークに接続された各種端末)に触れている。例えばパソコン。仕事用、個人用に限らずログインしたり、さらに会員登録したサイトにログインする際にはパスワードを入力する。他にも銀行のATMを操作する際には暗証番号を入力する、などなど。最近では顔認証などの生体認証を並行して採用しているケースも増えてきている。こうした個人認証は、私たち利用者から見れば自分しか入れない秘密のカギということになるが、裏を返せば『登録されているあなたと認めたから入れてあげる』という、運用側の門番に入口を開けてもらったのと同義だ。運用側は、不正アクセス、なりすましなどによる情報漏洩を予防するため、昨今、情報セキュリティを強化し、さまざまな対策を講じている。
そうした対策として、認証・セキュリティシステムを企業や公共団体に提供し、大切な情報を守るお手伝いをしているのがジャパンシステムだ。
ジャパンシステムの強みは、高い運用性の付加価値にある。
ジャパンシステムの認証セキュリティ製品『ARCACLAVIS(アルカクラビス)』※1の歴史は2010年から始まる。その黎明期から携わってきたK氏は振り返ってこう語る。「最初は、法人向けグループウェアの認証強化として、ICカードを使ったセキュリティのソフトウェア『CLAVIS(クラビス)』の開発から始まりました。パソコンにID、パスワードを打ち込む代わりに接触式ICカードをカードリーダーに挿入しログインする仕組みです。パスワードという知識認証は盗まれたことが分からないというリスクが伴いますから物理的なデバイスを使おうと。そこでICカードを採用したのですが、その後さまざまなデバイスを使った独自の認証システムを次々と開発する第一歩となりました。」
K氏が言うように、その後ジャパンシステムはユニークな認証システムを次々世に送り出す。主なものでは、2002年、ソニーFeliCaを採用した世界初の非接触ICカード認証システム『ARCACLAVIS FeliCa版』。2004年、初めて接触/非接触いずれのICカードでも利用でき、発行情報をサーバで一元管理できるシステム『ARCACLAVIS Revo』。2015年、物理・生体認証の組み合わせで二要素認証※2に対応した『ARCACLAVIS Ways』など。 ジャパンシステムのICカード認証が広く受け入れられ採用されている理由は、高い技術力もさることながら、お客さまの運用面にまでケアがおよぶ信頼感があることだ。「入退室、社員食堂用途などで、すでに配られている社員証のICカードを認証セキュリティにもそのまま使えます。こうした運用性の高い点が受けた理由のひとつでしょう。当社では長年いろいろな業種・業態のお客さまとお付き合いするなかで、単にパッケージを納品するだけではなく、お客さまの運用面に気を配れるコンサル力も培ってきました。それが強みにもなっていると思います。」
最近の導入例でK氏のいう運用性の高さを証明したのは、兵庫県姫路市からの受注だ。マイナンバー制度の本格運用に向けて、情報セキュリティ対策強化の目的で『ARCACLAVIS Ways』を導入した。合計3,600台のクライアントマシンを基幹系と情報系に分離し、それぞれのログインにICカードと顔認証の組み合わせの二要素認証を採用し、高度な情報セキュリティ環境構築と職員の利便性追求の実現をもたらしている。
ARCACLAVISの歩み
1998
ICカード認証製品「CLAVIS for Notes」販売開始
2000
統合ICカード(接触式)認証ソフトウエア「ARCACLAVIS」をリリース
2002
世界初の非接触ICカード認証システムをリリース
2008
ARCACLAVISシリーズのラインナップを整理
2011
Android/iPad/iPhone等のモバイル対応
2012
シンクライアント対応
2013
生体認証と指紋認証のハイブリッド導入
仮想化技術への対応
ARCACLAVIS製品一覧
守るものがある限り、未来永劫、認証セキュリティはなくならない。
ICカードはひとつのエポックを築いたが、認証システムの次のエポックメイクは生体認証の登場といえる。さらにその次はどうなるのだろうか。「カードは紛失のリスクを伴いますが、指の指紋・静脈、顔といった生体認証は絶対に紛失することはありませんから、現時点では優位性の高い認証手段だと思います。究極は目に見えないものも含め複合で、例えば声紋、虹彩、動作、表情、すべてを含めて総合的にあなたです、というアイデンティファイになるものでしょうか。または身体にチップを埋め込んで、それで認証も買い物の決済もできてしまうようなもの。技術的にはすでに実現可能な段階にあると言っていいでしょう。」
家にカギがなくならないのと同様に、守るものがある限り認証セキュリティはなくならない。いまより便利で安全な方向に形は常に変わっていくのだろう。そこにジャパンシステムはどう関わって行こうとしているのか。最後にK氏はこう締めくくった。「日本の認証やセキュリティの要素技術は、間違いなく世界最高水準にある。その要素技術を使って役に立つソフトウェアに仕上げるのがジャパンシステムであり、当社はその開発技術にたけている自負もあります。このあとも面白い要素技術がたくさん控えていて、世に出るのを窺っています。もしかすると認証以外のセキュリティソフトになるかもしれませんが、第2、第3のARCACLAVISを出すのが私たちのミッションだと心得ています。当社はジャパンというすばらしい社名を掲げているのですから、日本の代表として世界の舞台で戦いたいですね。」

※1 前身の『CLAVIS』は1998年に発売を開始
※2 種類の異なる2つの情報を組み合わせて安全性を高めた認証方式

要素には、①ユーザが知っているもの(パスワードなど)、②ユーザが持っているもの(ICカードなど)、③ユーザの身体的特性(指紋、静脈など)の3つの分類がある

J.K
セキュリティ事業本部
副事業本部長兼第一ソリューション部長