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オープンデータからの知見(17)天草市 空編

データを活用するためのソフトウェアの発展と、データを処理するハードウェアの低価格化が、より大量のデータ分析やより高度な可視化を可能にしています。組織においてはデータからいかに知見を得て活用するかということが課題になっているのではないでしょうか。当社でもいかにしてお客様が持つデータを有用な知見に変えるかということに日々取り組んでおります。本コラムでは誰もが利用できるオープンデータの可視化から、どのような知見が得られるかを試していきたいと思います。

さて、突然なのですが当社は天草市に地域創生型研究開発拠点を開設したんですよ。
プレスリリース:ジャパンシステム、熊本県天草市に地域創生型研究開発センターを開設
~天草市の自治体業務、地域市民、企業と連携しICTで新たな価値を生み出し地域に貢献~

前回「天草市 海編」は天草市が島にあることから海についてのオープンデータの可視化に挑戦しました。「海」といえば次は「空」ですね。今回は空に関わるオープンデータから何か新しい発見や知見が得られるかにチャレンジしたいと思います。

前回に引き続き、まずはクイズからです。下のグラフは「空」に関わるあるデータを可視化したものなのですが、なんのデータなのかちょっと想像してみてください。ある職業の人にはピンとくるのですが、みなさんおわかりになりますでしょうか?
airPortLocation.gif

空といえば飛行機、飛行機といえば空の旅または空輸ですよね。上の図は国土交通省が発行している航空輸送統計の国内定期便ルートにある空港、飛行場ならびにヘリポートを地図上にプロットしたものでした。定期便ルートと乗客数を可視化してみましょう
airRoutePassanger.png

航路が重なってよくわからなくなってしまいました(。。)乗客数がもっとも多いのは東京ー札幌(新千歳空港)間で年間900万人と17万トンの貨物が移動しています、2番目が東京ー福岡、3番目が東京ー沖縄(那覇空港)です。遠距離や島への移動には飛行機が欠かせませんよね。
さて、話を天草市に戻します。そう、天草市は島にあるんです。上の図から島への航空ルートを抜き出してみましょう
airRouteIsland.gif

島への航空定期航路は86ありました。それぞれの航路を詳しく見てみましょう
islandAirRoute.gif

我らが天草飛行場は2つの定期航路があり年間約6万人が利用していました。島で唯一の県庁所在地である沖縄本島の那覇空港(国内線)は31の定期航路があり年間1600万人が利用するのですね。
先日、長崎と天草地方が潜伏キリシタン関連遺産として世界文化遺産に登録されました。今後、テレビやいろんなメディアで紹介されるようになると天草航路も観光客による利用が増えていくのではないでしょうか。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連世界文化遺産に近い2空港、長崎県五島列島の福江空港と我らが天草空港の位置関係を見てみましょう
heritageAirRoute.gif
各航路の乗客数の推移を見てみましょう

passangerTrend.png

福江航路は毎年8月にピークがありますが天草航路は8月のピークはないようです。これから夏休みシーズンを迎えますがこの2航路の今年の夏休みの乗客数はどうなるのでしょう、はやくも世界文化遺産の観光ブームが始まるのでしょうか?興味深いところですね

これから始動する天草研究開発センターでは地元のみなさんと協力して地域にしかないデータを社会に役立てるためにガンバっていきますので応援してくださいね

本文書記載の図は出典元WEBサイトで公開されているデータをジャパンシステム株式会社が作図したものです。

おまけ
当社天草研究開発センターのメンバーから写真の便り
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連世界文化遺産」天草市崎津集落遠景
IMG_0034.jpg「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連世界文化遺産」天草市崎津集落の小道
IMG_0050.jpg福岡ー天草航路 天草エアラインAMX ATRみぞか号
天草に向かって鋭意飛行中(^o^)/
IMG_0013.jpg

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