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宇治市 様(京都府)

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FASTの導入でシステムコストを4分の1に削減

独自仕様の予算書を含めた予算編成システムをわずか3カ月で開発

導入製品/ソリューション

FAST

社名・団体名 宇治市(京都府)
URL http://www.city.uji.kyoto.jp

課題

独自仕様の財務会計システムは、維持管理コストがかさんでいた

宇治市は、これまで職員の業務改善を積極的に進めてきた。IT戦略も先進的で、早くからシステムのオープン化に取り組み、セキュリティも最先端の仕組みを導入している。ところが、財務会計システムについては旧来のオフコンを使い続けてきた。開発費に2億円を投じ、その後も独自ニーズを組み入れて進化させてきた、宇治市仕様のシステムだったためだ。

政策経営部 財務課長 畑下 茂生氏は、次のように語る。
「15年にわたって使い続けてきたシステムで、誰もが使い慣れていましたから、システムの更改時期が来ても、延命させたいと考えていました。また、自治体の財務会計システムは、自治体業務にある独特な文化を体現しているものですし、新たにパッケージソフトなどで再現するのは無理だろうという認識もありました」

一方、IT推進課課長 木下 直紀氏をはじめとするIT担当者側は、難色を示していた。
「ほかの業務システムはすべてオープン化していました。財務会計だけオフコンが残っている状況は、IT推進課としては導入経費が高額になるだけではなく、維持管理の面からもコストが必要となっていました」と当時を振り返る。そこで、コストダウンを目指したリプレースに踏み切ることにした。

弊社が選ばれた理由

カスタマイズせずに導入できるFASTを選定

新しい財務会計システムを導入するにあたって、現場ニーズを最大限に取り入れることを念頭に、パッケージの選定を実施。10近くの製品の中からFASTを選定した。FASTの“思想”が旧システムと同じ方向性だったことと、基本機能が充実していたことでカスタマイズせずに導入できること。そして、財務業務を熟知したSEによる、サポート体制を高く評価した結果だ。

政策経営部 財務課 主幹兼財務係長荻野 浩造氏は次のように話す。
「数多くのプレゼンテーションを聞きましたが、ほとんどのベンダーは追加開発して機能を実現することを、“できる”と表現します。一方、ジャパンシステムは営業もSEも実務を知っていて、できることとできないことを、きちんと線引きしてくれました。製品だけではなく、人を見てFASTに決めました」

効果

TCOを約4分の1に低減し、IT部門の業務コストも削減に成功

FAST導入による最大の効果はコスト削減だ。以前のシステムは、ハードウェア費用込みで年間1700万円かかっていた計算になる。しかし、今回はTCO(総保有コスト)を約4分の1に低減。IT推進課による定期的なメンテナンス業務も不要になり、人事異動のたびに端末を設定する手間もなくなった。

現場からは、CSV形式でデータを取り出し、自由に加工できることへの評価が高い。これまではデータを登録できても抜き出せなかったため、各課は必要なデータをExcelなどでも保有していた。二重管理には手間もかかり、データ更新時に確実に同時更新しなければズレが生じてしまう。今回、データをFASTが一元的に保存し、そこから情報を追えるようになったことで、こうしたリスクはなくなった。

オープン系にしたことで、副次的な効果もあった。FASTのクライアント向けハードウェアインフラはWebサーバ3台とロードバランサーだが、この構成で一度もダウンすることなく安定運用ができている。

今後の展望

政策評価プロセスでもFASTを利用へ

この導入の成功を受け、宇治市ではFASTの決算の事前評価、事後評価を行う政策評価機能を導入中だ。担当部署は企画部門である政策推進課だが、今回のプロジェクトのノウハウは全組織で共有されている。畑下氏は、「ジャパンシステムのサポート体制なら安心です。政策評価でもFASTを活用することで、さらなる事務効率化を図っていきたい」と話している。

お客様の声

正直なところ、当初はパッケージで“宇治市仕様”のシステムをリプレースできるとは考えていませんでした。しかし、現実は違いました。優秀なSEが担当してくれたおかげか、開発困難と予想していた予算書もいいものができましたし、大幅なコスト削減も達成することができました。

ジャパンシステム担当者より

宇治市様のシステム導入当時、ジャパンシステムの京都府下での実績はほとんどございませんでした。京都府下では当時地元ベンダーがほとんどのシェアを持っており、また京都府独自のカスタマイズもあり、当社がシェアを伸ばすのは難しい状況でしたが、宇治市様にシステムのご評価を頂き導入実績が出来たことにより、現在では京都府下では8団体様(一部事務組合含む)の導入実績となりました。
現在宇治市様では、財務会計システムが稼働してから今年で4年目となり、原課様からはシステム・SEの対応に高い評価を頂いております。このような評価を今後も頂けるよう、SEと協力し宇治市様をサポートしたいと考えております。

担当者
事業統括本部 自治体事業本部 地域営業部 森口知史
  • 記載内容はインタビュー時(2011年9月)当時のものです。

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