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メールとファイルの無害化、自治体強靭化対応でセキュリティと業務効率双方を向上

"ファイル無害化ASPサービスの利用によって、安全なファイルの送受信が可能になったばかりか、大容量ファイルの外部とのやり取りも手軽になりました"

ファイル無害化ASPサービス

ファイル無害化ASPサービス

社名・団体名 品川区 様
URL http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/

課題

期限までにネットワークを三つに分割し、四つの対策を実装せよ

2015年11月、総務省は「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化に向けて」を発表した。この報告で、全国自治体のネットワークを「Webサイトやメールなどのインターネット接続系」「業務システムであるLGWAN(統合行政ネットワーク)接続系」「マイナンバー利用事務系」の3つに分割すること、及び、インターネットへの接続口を「自治体情報セキュリティクラウド」に都道府県レベルで集約することが義務付けられた。いわゆる「自治体情報システム強靭化」である。

強靱性向上のための、「二要素認証」「ネットワーク分離」「メール無害化」「セグメント間の安全なファイル転送」という4つの具体的な対策と、対応期限も示された。

品川区はいち早く「二要素認証」「ネットワーク分離」「メール無害化」への対応を、期限前倒しで完了させた。しかし、「セグメント間の安全なファイル転送」の課題と、当初のメール無害化の運用では、インターネット経由で送られたメールの添付ファイルを「LGWAN接続系」から「インターネット接続系」へリモートデスクトップ接続し確認をしていたため職員にとって手間が掛かっており、仕組は万全ではなかった。また、職員が公務で作成したファイルを電子メールに添付して送る際に、上司の承認を得る申請書を書かなければならない等、業務の煩雑化による利便性の低下も懸念されていた。

弊社が選ばれた理由

セキュリティと利便性は両立しうる

品川区 情報推進課 情報推進担当主査 澤 龍 氏はセキュリティと利便性の関係は、いずれかのために片方を犠牲にするようなトレードオフ関係にあるのではなく、双方を同時に向上させることができるという新しい考え方を持っていた。

澤氏は4つめの対策項目「セグメント間の安全なファイル転送」を実装するために、オンプレミス型などを含む多数の候補から選定を行っていた際、ジャパンシステムが提案する「ファイル無害化ASP」に出会った。

このサービスは、ファイルのメタデータや空ビットスペースなどに含まれる攻撃情報や実行ファイルを、イスラエルのVOTIRO社による無害化のエンジンで削除するもので、サニタイズされたファイルをユーザーは従来通り安全に利用することができる。Office系ファイルや画像系ファイルの他、一太郎やCADファイルにも対応する点も品川区のニーズに合っていた。

VOTIRO社の無害化エンジンを、自治体フレンドリーなASPサービスにまとめあげたのは、ジャパンシステムと、自治体向けクラウドサービスや、LGWAN接続システムのデータセンター運営実績などで定評がある、熊本流通情報センターだった。導入にあたって出された品川区独自の要望にも、ジャパンシステムと熊本流通情報センターは「まるでひとつの会社のように(澤氏)」一体となって迅速に対応した。

品川区がASPを選んだ理由は、導入コストと、目前に迫っていた対応期限へのオンタイム対応だった。機器調達がなく、導入コストが抑えられ、運用も月額課金だけでなく、保守その他もクラウドで一括管理されるため運用コストが下げられる。また、短期間で試験導入から本番運用までを実現可能な点は、総務省が決めた期限への対応を十分に可能にするものだった。

効果

セキュリティ強靭化のためのファイル無害化ASPの導入は、利便性向上と業務効率アップという豊かな副産物を生んだ。品川区では、職員のメールボックスの割当は一人あたり100MBと大きくない。そのため、画像ファイルやDTPデータ、動画ファイル等の添付でのやりとり時に、メールボックスの容量確保や、申請書を書いてCD-ROMに焼いて手渡しするなどの繁雑な作業を生んでいた。ファイル無害化ASPがこうした業務を霧消させた。

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メールとファイル無害化を一本化

当初品川区はファイル無害化ASPのみを利用する予定だったが、参考提案されていた「メール無害化ASP」の採用も決定した。これによって、メール本文、メール添付ファイル、インターネットから取得したファイル、外部記録媒体から取得したファイルの無害化を実現する事が出来た。

今後の展望

品川区にとってジャパンシステムの提案は、セキュリティを向上させつつ業務効率も低下させないという、澤氏をはじめとする情報推進課の信念をまさに具現化したものだった。大容量ファイルの送受信や承認機能による利便性の向上は、区民へのサービス向上に結びついていくだろう。澤氏は今後、職員のリモートワーク対応、RPAやAI活用による生産性向上にも取り組みたいと語った。

今回の導入は、より安全に業務を遂行する事が出来るようになっただけでなく、これまでの事務運用を効果的に見直せる点も、品川区にとって非常に有効であった。今後は、無害化が出来ないファイルや、無害化をしてはいけないファイル(マクロ・プログラムファイル等)への対策など、次を見据えたジャパンシステムの提案に期待をしている。

お客様の声

「ファイル無害化ASPサービスの利用によって、安全なファイルの送受信が可能になったばかりか、大容量ファイルの外部とのやり取りも手軽になりました」

取材にご対応いただいた方
品川区 企画部 情報推進課 情報推進課長 山本浩一氏 氏
品川区 企画部 情報推進課 情報推進担当主査 澤龍 氏
品川区 企画部 情報推進課 情報セキュリティ担当主任 竹内美和 氏

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