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兵庫県 様

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約1万1,000台のクライアントPCにICカード認証基盤を導入

県庁、および各地方機関のクライアントPCに対し、ICカードによる認証基盤を整備

導入製品/ソリューション

ARCACLAVIS Revo

社名・団体名 兵庫県
URL http://web.pref.hyogo.lg.jp/

課題

内部からの情報漏えい対策が急務

官公庁や地方公共団体では、情報のリスクマネジメントが重要な課題の1つになっている。それは、「情報セキュリティ先進県ひょうご」を目指し、以前からさまざまなセキュリティ対策に取り組んできた兵庫県も例外ではない。課題解消のため、兵庫県は庁内ネットワークの運用保守業務を委託しているNTT西日本に対して、クライアントPCの更新に合わせた、情報セキュリティ対策の強化について提案を依頼。すると、内部からの情報漏えいにさらなる対策が必要であると助言を受けたという。

企画県民部 教育・情報局 情報政策課 課長補佐 津川誠司氏は、次のように振り返る。
「これまで、リスクマネジメントとして不正アクセスやウイルス、DoS攻撃などへの対策を講じてきたことで、外部からの脅威は抑制できました。一方、内部からの持ち出しへの対策が進んでおらず、差し迫った課題になっていたのです」

弊社が選ばれた理由

実効性と費用対効果からICカードを選択

内部からの情報漏えい対策として、兵庫県が着手したのが、県情報システム基盤のクライアントPCに対するセキュリティ強化と業務の最適化だ。当初は、シンクライアントや指紋認証も検討したが、コスト面や社会的な受容性を考慮した結果、セキュリティ対策の実効性と費用対効果、操作性の面から、ICカードによる認証とクライアントPCの暗号化による情報漏えい対策が最適と判断した。

複数製品の比較検討の末、兵庫県は「ARCACLAVIS Revo」の採用を決めた。津川氏は、決断のポイントについて、次のように話す。
「ユーザを識別するための本人認証にICカードの導入を決め、複数製品の比較検討を行いました。その結果、住基カードでも採用されているTypeBの非接触カードに対応していたこと、ソフトウェアの柔軟性が高かったことが決め手となり、『ARCACLAVIS Revo』を採用して認証基盤を整備することにしました」

またSIを担当したNTT西日本の兵庫支店 e-ガバメント推進室 宮川恵里氏は、「ARCACLAVIS Revo」を次のように評価する。
「サーバで一元管理できるので、ユーザ情報を変更する際もICカードを回収する必要がありません。ICカード内のユニークな情報をユーザ情報とリンクさせて運用できる点、サーバの冗長化構成が可能である点も、魅力のあるポイントです」

効果

情報漏えいリスクに対する強化を実現

ICカードによる認証基盤の構築は、2006年5月までに検証作業を終了。2006年から2007年にかけ、第1期として11カ所の行政機関、約2,480台のクライアントPCに、第2期として約327カ所の行政機関、5,400台のクライアントPCに対して導入された。

構築期間におけるジャパンシステムの印象について、津川氏はこう語る。
「新しいシステムを導入すると、当初はユーザからヘルプデスクへの問い合わせが多く発生します。ジャパンシステムは、私たちの運用面における課題や要望に対しても、ユーザの利便性を考慮しながら管理者の負担を軽減させる仕組みを提案するなど、素早く、かつ柔軟に対応してくれました」

兵庫県では、この機会に ICカードと職員証を一体化した。その効果を企画県民部 教育・情報局 情報政策課 ネットワーク運用係 南出健一氏は次のように話す。
「ICカードの貸借による不正利用を防止するために、ICカードと職員証を一体化することにしました。これにより、投資の重複を回避することにつながり、コスト削減ができました」

そのほかの導入効果としては、職員へ簡単な説明を行っただけですぐに運用を開始できたこと。そして、ICカード職員証によって不正ログインが防止でき、情報漏えいのリスク対策が強化されたことが挙げられる。

今後の展望

庁内システムのシングルサインオン化などを検討予定

兵庫県では、引き続き「ARCACLAVIS Revo」の導入を進め、2008年内にはさらに約3,000台のクライアントPCへ拡張を完了。こうしたセキュリティ対策強化の取り組みにより、県民からの行政イメージの向上にもつながることを期待している。

津川氏は今後の「ARCACLAVIS Revo」の活用について、次のように語る。
「ARCACLAVIS Revoは、Windowsへのログオン認証や外部デバイス制御、シングルサインオン、HDD暗号など、多種多様な機能があります。今後は、庁内システムのシングルサインオン化などを検討していきたいと考えています」

お客様の声

ジャパンシステムは、私たちの運用面における課題や要望に対しても、ユーザの利便性を考慮しながら管理者の負担を軽減させる仕組みを提案するなど、素早く、かつ柔軟に対応してくれました。

ジャパンシステム担当者より

NTT西日本様とご提案を進めていく段階で、お客様の要望を満たすためには多くの課題がありました。特に運用面ではユーザの利便性を配慮した機能を求められましたが、自社製品の強みもあり、素早くかつ柔軟に提案させていただき、評価をいただきました。

担当者
事業統括本部 第三ソリューション事業部 営業部 小玉健
  • 記載内容はインタビュー時(2008年3月)当時のものです。

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