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富士市 様

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運用管理負荷の軽減を目的としたゼロクライアント導入に伴い
ICカード認証でセキュリティレベルを向上、ログ管理も可能に

「ARCACLAVIS Ways for Thin Clientの導入により、セキュリティレベルの向上に加え、ログ管理がしっかりとできるようになりました。ARCACLAVIS Ways for Thin Clientは、仮想デスクトップ環境でのICカード認証に最適でした」

導入製品/ソリューション

ARCACLAVIS Ways for Thin Client

社名・団体名 富士市 様
URL http://www.city.fuji.shizuoka.jp/

課題

いち早くシンクライアントを導入
管理負荷の軽減を実現

静岡県富士市は、富士山のふもとに広がる人口約26万人の特例市。富士山の豊富な湧き水を利用できることから、古くから製紙業が盛んな町としても知られている。2013年6月に富士山が世界文化遺産に登録されたことで、今後は観光にも期待が高まる。そして2014年8月には、富士市の魅力を内外に発信することを目的として、Webサイト「富士じかん」を開設。情報発信にも注力している。

富士市では2001年、市の職員約1200名に対してシンクライアントを導入した。

富士市役所 総務部 情報政策課 OA化推進担当 統括主幹 深澤 安伸氏は、「できるだけ管理コストを増大させない方法を検討した結果、サーバベースドコンピューティング(SBC)を採用することにしました。クライアント端末としてシンクライアントを採用したことにより、管理工数をおよそ1/20まで縮小することができました」と当時を振り返る。

しかし、3年間にわたって段階的に導入し、かつ、それぞれのサーバにソフトウェアをセットアップしていたため、サーバ間のパフォーマンスのバラつきが激しく、次第に負荷管理工数が増大してしまったという。

そこで2007年、仮想アプリケーションの配信とサーバイメージ自体を配信する仕組みを導入。2001年に導入したシステムから、仮想化技術を用いて、さらに管理・運用の負荷を低減した。

「毎回クリーンなイメージで起動する仕組みを採用したことによって、わずか2個のサーバイメージを管理するだけでよくなり、負荷管理をする作業がなくなりました」(深澤氏)

2007年のシステム更新後も、富士市ではさまざまなIT化施策を実施。2011年には小中学校の教員向けの端末、約1200台の配備を実施するにあたり、市と教育委員会が協働して仮想デスクトップの設計や構築を実施した。

ゼロクライアントの導入に伴い、
ログオン認証も強化

2007年以降、仮想デスクトップは順調に稼働した。しかし、「クライアント運用にかかるコストを極限まで小さくしたい、端末の情報を集中管理したいという思いは常に抱いていました」と深澤氏は語る。  その思いを具現化するように富士市では2013年、ゼロクライアントの採用に踏み切った。  「当時のクライアント端末は約2400台。Windows Embedded端末の場合、端末ごと個別に対応しなければならないケースもあります。これをすべて集中管理したいというのが、ゼロクライアント導入の主な理由です」と深澤氏は話す。 容易な管理手法で全体を管理できることを重視し、ゼロクライアント端末には、デル社(旧Wyse Technology社)のゼロクライアント端末が採用された。併せてサーバ環境も最新のCitrix XenServer、XenAppに入れ替えられた。  そして今回、このゼロクライアントのログオン認証に採用されたのが、ジャパンシステムのICカード認証ソリューション「ARCACLAVIS Ways for Thin Client」である。

弊社が選ばれた理由

ICカード認証の導入について深澤氏は、「2011年、デジタルカラー複合機の一括更新で、印刷物を取り出す際の認証には、全庁・全職員にICカードを配布済みでした。このICカードは、入退室管理などにも活用していますが、ゼロクライアント端末へのログオンへも利用することで効率を高めたいと考えました」と話す。

ICカード認証についての導入においては、配布済みのICカードを活用できることに加えて、柔軟な運用性が求められた。すなわち、カード忘れやカード破損など、カードが利用できない場合の対応である。仮カードや新しいカードを手配するまでにかかる管理側の負荷を低減し、同時に利用者がクライアント端末を使用できない時間を減らすことが重要なポイントとなった。

「ICカード認証とパスワードという二要素認証でセキュリティレベルを高めるとともに、運用性も重視したいと考えました。このような柔軟な運用性も含めた要件に対応してくれたのが、ARCACLAVIS Ways for Thin Clientだったのです」と深澤氏は採用の理由を語る。また、Active Directoryとの連携や、ICカードの回収および再配布が不要といった機能も採用につながったという。

 

効果

セキュリティレベルの向上に加え、
細やかなログ管理も実現

2014年8月、ゼロクライアント端末とともに、ARCACLAVIS Ways for Thin Clientも本稼働を迎えた。

 「ICカード認証は大きな混乱もなく、移行することができました」と深澤氏。導入にあたり、利用者へは事前の研修なども実施しており、スムーズな移行を実現することができた。

ARCACLAVIS Ways for Thin Clientの導入では、セキュリティレベルの向上に加え、想定外の効果も上がっているという。「利用者がシステムにログオンした記録とログオフした記録が取れるようになったという点です。従来のシステムではログオンの記録はとれても、ログオフの記録まではとれませんでした。今回の導入により、証跡管理(ログ)が確実にできるようになり、利用履歴や統計がとれるようになりました。これはうれしい効果です」

システム稼動後のジャパンシステムSEのサポート面やアドバイスも評価していると深澤氏。「私たちの要望に応えて、システムのチューニングを実施していただいたことは、とてもありがたいことだと感じています」と深澤氏は満足そうに語る。

ARCACLAVIS Ways for Thin Clientについては、「チューニングが進んでいますし、導入ハードルは高くありません。仮想デスクトップ環境で、ICカード認証を導入しやすい状況になっています」と深澤氏は製品を評価する。

利用イメージ

今後の展望

今後富士市では、2015年、庁舎内にあるサーバなどのシステム一式をデータセンターに移設し、さらに各部署の要望に柔軟に応えるため、IaaS基盤の構築を予定している。

「サーバをデータセンターへ移すことで、災害発生時にデータ保護が可能になるとともに、限られた電源供給の中でも、すべての行政サービスを継続できるようになります。また、IaaS基盤の構築によって、瞬時に仮想マシンをオンデマンドで生成し利用できるようにすることで、行政事務の合理化とスピードアップを図れます」と深澤氏は述べる。データセンター移行後もARCACLAVIS Ways for Thin Clientはゼロクライアントのログオン認証基盤として、富士市のシステムを支えていく。

お客様の声

「ARCACLAVIS Ways for Thin Clientの導入により、セキュリティレベルの向上に加え、ログ管理がしっかりとできるようになりました。ARCACLAVIS Ways for Thin Clientは、仮想デスクトップ環境でのICカード認証に最適でした」。

取材にご対応いただいた方
富士市 総務部 情報政策課 OA化推進担当 統括主幹 深澤 安伸氏

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