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綾瀬市教育委員会 様

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教職員の情報漏えい対策をARCACLAVIS Revoで強化

データ暗号化とICカード認証でセキュリティリスクを大幅に低減

導入製品/ソリューション

ARCACLAVIS Revo

社名・団体名 綾瀬市教育委員会(神奈川県)
URL http://www.city.ayase.kanagawa.jp/

課題

学校ICT 環境の整備で教育環境の充実を図る

神奈川県のほぼ中央に位置する綾瀬市は、横浜から約20キロメートル、東京中心部から約40キロメートルの距離にあり、首都圏のベットタウンとして発展を遂げてきた。現在、約84,000人が暮らす同市では、「新時代あやせプラン21後期基本計画」を推進。教育の事業分野では、「心豊かな教育の推進」「多様な教育を支える学校教育環境の整備」をベースに、学ぶ楽しさを知り、自ら考え行動し、健やかでたくましい児童・生徒を育むまちづくりを目指している。

同市で小学校10校と中学校5校を管轄し、子どもたちの良質な教育環境を支えているのが綾瀬市教育委員会である。同組織は学校施設・設備の計画的な改修を進め、教育環境を充実させるさまざまな施策を展開してきた。学校ICT 環境の整備はその1つだ。

たとえば、平成19・20年の2ヵ年をかけて約450人の教職員に1人1台の校務用PCを配布。その2年後に校内LANを整備し、普通教室でのインターネット環境の構築、全15校の普通教室に天吊り型のプロジェクターを常設した。これにより、教員は校務用PCを普通教室のLANケーブルとつなぎ、80インチのスクリーン画面を使って授業を行えるようになった。また、児童・生徒の学習意欲を高めるため、平成23・24年の2 ヵ年で市内全15校でデジタル教科書を活用できる教育環境を整えた。

平成25年度、教職員に配布していた校務用のPC約 450台、小学校1校のPC教室に設置していた児童・生徒用のデスクトップ型PCをリプレースする必要が出てきた。これらのPCはWindowsXPを搭載しており、平成26年4月のOSサポート終了までにリプレースする必要があったのだ。

そこで綾瀬市教育委員会は、全15校の校務用PC及び小学校1校のPC教室を刷新するプロジェクトを立ち上げた。小学校1校のPC教室には児童・生徒用にノートPCを40台導入し、うち20台をタブレット端末にする方針を固めた。教育総務課 参事兼課長 坂田 秀彦氏は、「たとえば、タブレット端末で跳び箱の試技を撮影し、すぐにチェックできる環境があれば、失敗した生徒は次の成功につなげるヒントを得られます。タブレット端末を導入した狙いは、パソコン教室の外でも機器を利用して生徒の効果的な学習を促すこと、教職員の指導力を向上することにありました」と語る。

弊社が選ばれた理由

児童・生徒のプライバシー情報漏えいを未然に防ぐ

教職員が校務に使用する環境はActive Directory のグループポリシーを活用し、デスクトップに置かれたすべてのデータはサーバに保存される仕組みになっている。PCのハードディスクにはデータが残らない仕様だ。とはいえ、見かけ上デスクトップにあるデータをUSBメモリにコピーして校外に持ち出すことはできる。そのためのデータ暗号化ツールを使用してきたが、使い勝手やパフォーマンスなど現場の要求にこたえられる機能を備えていなかったという。そこで、今回のシステム刷新プロジェクトの一環として、教職員の情報漏えい対策を強化することも求められた。

教育総務課 森町 翼氏は、「私用のUSBメモリに必要なデータをコピーして持ち帰り、自宅で作業したい教員もいるのですが、暗号化ツールを使えるのは連絡情報や成績情報などの特に重要なデータを扱うときだけでした。学級通信などに使いたい写真データを持ち帰ろうとしても、暗号化は不可能だったのです」と話す。

USBメモリは持ち運びやすくて便利だ。一方、盗難・紛失に伴う情報漏えいのリスクも大きい。このため、新たな暗号化ツールを導入する必要があった。

当時、教職員はPCにログインする際、パスワードを用いた本人認証のプロセスを踏んできた。しかし、教職員の多くはパスワードをメモに記載しており、それが情報漏えいを招く重大なリスクになっていたという。セキュリティの観点から物理キーを用いたシングルサインオンの仕組みも求められた。

そこで同組織はこれらの課題を解決するツールの調査を始めた。暗号化ツールについては、USB メモリにデータをコピーする際の暗号・復号処理のパフォーマンスを重要な要件として定義。教育関係者向け展示会に参加した際、すべての要件をクリアしたARCACLAVIS Revo での運用を検討し、導入の方針を固めた。森町氏は、「既存の暗号化ツールには、運用の複雑性に課題がありました。自動暗号・復号機能や、暗号化したまま持ち出せる機能などで課題をクリアできる点がARCACLAVIS Revoを選定したポイントです。またICカードを用いたシングルサインオンの仕組みを柔軟に運用できることもあり、導入に踏み切ったのです」と話す。

利用イメージ

効果

ポリシー策定と教職員への徹底でセキュリティを強化

綾瀬市教育委員会は平成26 年3 月、全15 校を対象にしたコンピュータ環境の刷新プロジェクトを完了させた。プロジェクトが完了後、約500 人の教職員はARCACLAVIS Revo によるデータ暗号化の仕組みを利用できるようになった。従来の仕組みに比べ、暗号・復号に要する時間は劇的に短縮し、USBメモリにコピーするデータは暗号化される仕様にしたため、教員はストレスなくデータを持ち帰り、安心して自宅作業できるようになった。

今後の展望

シングルサインオンの仕組みを実装

今後は、IC カードを用いたシングルサインオンの仕組みを実装する計画だ。認証用リーダライタにIC カードをかざしWindows ログオンをしていれば、たとえば、メールなどに必要なパスワードが自動入力されるため、教職員はシステムによっていろいろなパスワードを管理する必要がなくなった。

また、万一、IC カードの盗難・紛失に遭っても、当該IC カードを即時に無効化できるため、情報漏えいリスクを大幅に低減することが可能だ。

坂田氏は、「新システム導入に伴い、セキュリティポリシーの大幅な改正を実施しました。IC カードの利用ルールや紛失・盗難に遭った際の対処方法などを含めたポリシーを策定し、それを各校に徹底させることもわれわれの重要な仕事です。児童・生徒が楽しく、意欲的に学習し、より充実した学校生活を送れるよう、今後もICT を活用した教育環境づくりを推進していきます」と話している。

お客様の声

ARCACLAVIS Revo を活用し、教員がUSBメモリで持ち運ぶ情報の暗号化と、ICカードを用いたシングルサインオンの仕組みを構築しています。セキュリティの強化と校務を妨げない利便性の向上を両立するツールとしてARCACLAVIS Revoは不可欠な存在になるでしょう。

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